お能のこと

にゃんぶさんは謡と仕舞を習っています。

謡 《動詞「うた(歌)う」の連用形から》能の詞章。また、これに節をつけて謡うこと。観世・宝生・金春(こんぱる)・金剛・喜多などの流儀がある。謡曲。  出典:デジタル大辞泉(小学館)

仕舞  能の略式演奏の一、囃子(はやし)を伴わず、面も装束もつけず、「シテ」一人が紋服・袴 (はかま) で、謡だけを伴奏に能の特定の一部分を舞うもの。     出典:デジタル大辞泉(小学館)

お稽古が進んで行って、金銭的な余裕があれば(シテ以外はワキ方、演奏、謡などなどすべてプロが演じますもちろん、ちゃんとした能楽堂です。ピンからキリまでありますが、一般的に能を一番舞うのに200万円かかるなどど言われます。)

にゃんぶさんはまだまだへなちょこなのでもっとしっかりお稽古したり、観能に出かけたりしないといけませんが、冥途の土産に(メイドの土産と誤変換される時点でお察しですが)いつか能を舞えたらなぁと妄想しています。

今後は自分の師匠がシテを演じる会や宝生流の定期能を中心にチケット情報などなどお知らせしたいと思っています

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加茂物狂

宝生流、金剛流、喜多流でのみ舞われるちょっと珍しい演目です。

都の男が東国に行っている間に行っている間に妻(通婚の設定と思われる)を置いてきたら物狂になっていたと・・・。

物狂いというのは諸説ありますが、本当におかしくなっているのではなくて、経済的事情や通行の自由のために渡り巫女に近い形で各地の神社仏閣で舞を奉納して歩いている状態です。今でいえば、別れた彼女がユーチューバーになっていたくらいの話です。

シテの謡本ではふと思い立って東国見物に3年ほど出かけていて、都が恋しくなって戻ってきたら加茂の祭礼だったというところから話が始まるので、なんだかよくわからないお話なのですが・・・

今回のワキは 我、さる仔細ありて東に下りはや十か年に及びて候と謡っていました。この時のワキの衣装は直垂に長袴を着けて従者としてツレを従えています。国司とかそんな感じで赴任した下級貴族でしょうか。

国司は大変お金儲けになるお仕事ですが、時代によっては東国で頻繁に武士の反乱がおきています。

謡の中に”これこそさしも実方の、宮居給ひし装いの”とあります。この藤原実方というのは清少納言と付き合いがあり、その後、藤原行成との三角関係で問題を起こして陸奥の国に左遷される形で赴任させられた人です。この謡曲では左遷で東国の田舎に左遷されて戻ってきたという裏設定が想起させられます。

都に戻ってきた男はシテの謡本ではいきなり加茂の祭礼に出かけるという雑な男なのですが・・・。この日のワキは、女と暮らしていた五条の家に向かいます。そこで妻が神社に詣でると言い残して戻っていないことを知ります。

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長座ができない

にゃんぶさんはかれこれ10年ほどヨガの練習をしているのですがダンダーサナ(杖のポーズ、長座で座るポーズ)ができません。ちなみに体育座りも苦手です。もちろん前屈系すべて苦手です。子供のころ(1歳ごろ~)の写真は全部壁に背中支えてもらっている写真しかありません。

そもそも、前屈でどこが曲がるかよくわからないです。

先日、半年かけて前後開脚できるようになった人の記事を読んだので、にゃんぶさんもまずは長座ができるようになろうと思います。

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