茶書を読む 山上宗二記 8

東山殿ご他界の後
代々の公方様 これに等し
御同朋の流 芸阿弥 相阿弥 
先師を学ぶ
その後 御物天下へ打ち乱れ 下々の私物とす
今にこの一道絶えず 末世猶以て繁昌なり

義政様がお亡くなりになった後は
代々の公方様は同じようになさいました
同朋衆として能阿弥の子である芸阿弥、またその子の相阿弥を定め
義政様の時代の教えを学びました
その後、義政様がお集めになられた名物は流出し下々の物が所有するようになった
現在もこの御茶の湯の道は途絶えず、この先もますます盛んになって行くでしょう

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