茶書を読む 山上宗二記 10

当世の堪能の先達 中古の開山なり
古今唐物を集め 名物の御厳り全く
数寄人は 大名茶湯というなり
また目聞きの茶の湯も上手にて
世上数寄の師匠を仕りて 身を過ぐる 茶湯者という

現在の茶の湯の楽しみは 平安時代の頃からである
古今の唐物を集め 名物を悉く飾り付けることが出来るような
数寄人を 大名茶湯と言う
また、茶道具の目利きに長けて
茶の湯の師匠を以て 生計を立てる者を 茶湯者と言う

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